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天気API「Weather Data API」活用のご紹介
2023.08.30
気候変動に伴い大雨や短時間強雨の発生頻度の増加、台風の激化、干ばつ・熱波等が発生しており、経済活動においても気象を無視できない状況になっています。
また、少子高齢化の進行によって労働生産人口が減少し労働生産性の向上も急務となっています。
そこで今、業務への気象リスクを分析・把握したうえで、気象予測から将来のリスクを予測し、効率的に対応・改善することが重要になります。
進まない気象データの利活用とその理由
気象庁が令和2年(2020年)3月に発表した「産業界における気象データの利活用状況に関する調査報告書」によると、産業界全体では6割以上の企業が自社事業に気象の影響があると考えているにもかかわらず、実際に気象データを事業で利活用している割合は約1割となっているのが現状です。
- 気象データの活用が進まない理由としては、
- ・検索の壁:どのデータを使えばよいかわからない、用語や種類が多すぎてわからない
- ・収集の壁:毎日手動で取得するのは大変、予報が取得できない、フォーマットがわかりにくい
- ・費用の壁:費用対効果が計算できない、個別業務で費用を回収できない といった課題が考えられます。
「Weather Data API」を活用してできること
これらの課題の解決策の1つとして、日本気象協会が開発したWeb API「Weather Data API」があります。
Weather Data APIは1kmメッシュで任意地点の気象データ(過去実況値、気象予測)を取得できる天気予報APIです。
Weather Data APIの気象データは、WEBサイトやアプリへの表示はもちろん、販売の促進・仕入れやセールスの最適化、気象データを使った各種分析や各種予測モデルなど新たなソリューション開発に活用することができます。
国内版の時別・日別実況値が取得できる実況値プラン、72時間先予測・10日間先予測が取得できるBasicプランは、月額32,000円からお使いいただけます。
また、Weather Data APIでは日本国内だけでなくグローバルデータも取得可能です。
グローバル版はクレジットカード決済のお申し込みで即日利用開始いただけます。
APIの要素やプラン、仕様などの詳細はこちらをご覧ください。
ご不明点はWeather Data APIに関するお問い合わせよりご連絡ください。