2025年桜開花・満開予想 九州から東北南部で見頃続く 桜前線は4月中旬に北海道へ インバウンド向け桜情報も(4月9日更新)

2025.01.29

一般財団法人 日本気象協会（本社：東京都豊島区、理事長：渡邊 一洋、以下「日本気象協会」）は、日本全国84地点の桜の開花・満開予想（第8回）を、2025年4月9日（水）に発表しました。

2025年の桜の開花は、西日本と東日本ではおおむね平年並みの開花となりました。
これから本格的な開花を迎える北日本では、平年より早く、かなり早く開花する所もある見込みです。

満開は、西日本ではおおむね平年並みとなりました。東日本では平年並みか早く、北日本は平年より早いでしょう。

天気予報専門メディア「tenki.jp」では、桜の開花・満開予想のほかに、インバウンド向けに英語での日本の各地の桜の開花・満開日の目安について解説しています。
【Cherry Blossom Season in Japan】
観光・宿泊業などでの活用もご検討ください。

＊桜の開花・満開予報の英語版は2025 Cherry Blossom Forecastをご覧ください。

2025年 桜開花予想 (4月9日発表)

2025年の桜の開花は、西日本と東日本では平年並みの開花となった所が多くなり、9日現在、九州から北陸ではほとんどの地点で開花となりました。

北日本では3月以降、平年より気温が高い日が多くなっており、この先4月下旬にかけても暖かい日が多いでしょう。
このため、開花は平年より早く、かなり早い所もある見込みです。

4月中旬には、東北地方のほぼ全域で開花となり、北海道では、4月中旬から5月中旬にかけて桜前線が進んでいくでしょう。

2025年 桜満開の傾向

2025年の桜の満開は、西日本と東日本ではおおむね平年並みとなり、9日現在、九州から北陸の広い範囲で満開を迎えました。

九州から北陸では、3月末から4月はじめの寒の戻りの影響で、4月5日前後に満開となった所が多くなりました。
満開から1週間～10日ほどは見頃が続くため、これらの地域では4月半ばごろまでお花見を楽しめるでしょう。

なお、北日本では平年より早く満開を迎えるところが多く、東北では4月下旬にかけて満開に、北海道では大型連休のころにかけて満開となり、多くの所で満開の桜を楽しめるでしょう。観光業にも影響がありそうです。

＊ゴールデンウィークの天気は2025年ゴールデンウィークの天気傾向 後半にかけて気温が上がり汗ばむ陽気 夏商材の需要高まりへの対応ををご覧ください。

前回予想からの変更点は？

東北では、前回の第8報予想時と比べ、開花・満開ともに大きな変更はありません。
秋田では、開花・満開ともに平年より5日早い4月12日、4月17日の予想です。

北海道も、前回予想時と比べ、開花・満開ともに大きな変更はありません。
函館では、開花・満開ともに平年より6日早い4月22日、4月26日の予想です。

＊最新の桜開花・満開の予想情報は、天気予報専門メディア【tenki.jp】桜の開花・満開予想をご覧ください。

＊今年の梅雨と夏については2025年の夏も全国的に猛暑 観測史上1位タイの高温となった2024年との違いは？をご覧ください。

言葉の説明

＊今後の日本気象協会の桜開花予想の発表スケジュールや開花日・満開日の基準、桜開花予想の手法・特徴などについては【日本気象協会】2025年桜開花・満開予想（第8回）をご覧ください。

【観光・宿泊業向け】インバウンド向けの日本の桜の開花・満開日の平年値解説

天気予報専門メディア「tenki.jp」にて、英語で日本の各地の桜の開花・満開日の目安の時期について解説しています。

【tenki.jp】Cherry Blossom Season in Japan

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