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ビジネスパーソンや法人を対象としたビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」を開発 ~β版アプリを4月下旬から提供開始予定~

2024.04.04

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋、以下「日本気象協会」)は2022年11月から展開している「ウェザーマーケティングプロジェクト」にて、さまざまなビジネスシーンで気象データの利活用を検討しているビジネスパーソンや法人企業向けアプリケーションの開発を進めています。

本アプリケーションは今後「biz tenki(ビズテンキ)」という名称にて2024年4月4日(木)からβ版(※)の利用申し込みを開始し、4月下旬からβ版スマートフォン向けアプリの提供を開始しますのでお知らせします。

※β版:製品版リリース前に試用いただくテスト版

「biz tenki」アプリ画面イメージ
「biz tenki」アプリ画面イメージ

「biz tenki」アプリ開発の背景

気象庁の「産業界における気象データの利活用状況に関する調査報告書」(2020年)によれば、産業界全体で6割以上の企業が自社事業に気象の影響があると考えているにもかかわらず、実際に気象データを事業で利活用している割合は約1割となっています。

気象庁「産業界における気象データの利活用状況に関する調査報告書」(2020年)
気象庁「産業界における気象データの利活用状況に関する調査報告書」(2020年)

日本気象協会では社会のあらゆるロス(無理や無駄)をなくし持続可能な社会を目指すことを目的に、2022年11月から「ウェザーマーケティングプロジェクト」を展開しています。

「biz tenki」は、日本気象協会が「ウェザーマーケティングプロジェクト」を通じ、企業や産業界全体に対してこれまでよりも気象データを手軽に利活用いただくことで事業活性化や廃棄ロス、機会ロスの削減に貢献するために企画・開発をしました。

「biz tenki」アプリは「天気を味方にビジネスを」をコンセプトに、ビジネスユースに最適なUIやUXの実装と、既存のビジネス向け気象活用サービスと比べリーズナブルな価格にて、誰もが分かりやすく気象データをビジネスに活用していただけるアプリケーションです。

なお、「biz tenki」アプリの製品版は、2024年内に公開を予定しています。

「biz tenki」アプリ想定利用ターゲット

「biz tenki」アプリは当日の天候が来客数や売上にダイレクトに影響する製造・小売・飲食・アパレルなどの事業者の方や、屋外での活動が多く気象現象の影響を受けやすい事業者の方の利用を想定しています。

また事業規模も小規模事業者から大企業までさまざまなビジネスパーソンの皆さまに活用いただくことを想定しています。

「biz tenki」アプリ利用による想定効果

「biz tenki」アプリでは天気や気温などの各種気象要素からビジネスに役立つチャンスとリスクを「ビジネスチャンスコメント」、「ビジネスリスクコメント」として提供します。これらのコメントの活用により、今後どのような行動や対応をすれば良いのかを判断することができます。

気象データと自社データから高度な需要予測モデルを開発するなどの専門的な解析を実施したり、ベテラン従業員の経験値に頼るということなく、誰もが気軽に気象予測データを活用できることにより自社業務の改善を図れるようになります。

これにより「biz tenki」アプリの利用企業は廃棄ロスや販売チャンスロスの削減、CO2排出量の削減などを実現し、売上や利益率の向上や持続可能な社会への貢献につなげることができます。

「biz tenki」アプリβ版 概要

  • 対応端末:iOS / Android
  • 利用対象者:法人のみ(2024年4月現在。今後、一般向けに公開の予定あり)
  • 提供開始日:2024年4月下旬(予定)
  • 特徴:「ビジネスチャンスコメント」「ビジネスリスクコメント」といった気象データの活用ヒントや前年比較で、手軽に天気予報をビジネスに活用することができます。
    1kmメッシュのピンポイントな天気予報を、30日先まで確認することができます。

詳しくは、ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」をご覧ください。

「biz tenki」β版アプリ画面イメージ
「biz tenki」β版アプリ画面イメージ

「biz tenki」アプリβ版 お申し込み方法

「biz tenki」アプリの利用希望の法人の方は、こちらよりお問い合わせください。

※正式リリース前のβ版のため、お申し込みにあたり制限をつけさせていただく場合がございます。詳しくはお問い合わせください。

ウェザーマーケティングプロジェクトとは

日本気象協会では2022年11月から、社会のあらゆるロス(無理や無駄)をなくすことで社会や経済活動の質の向上や人々の生活の質(QOL)を高め、持続可能な社会の実現を目指す「ウェザーマーケティングプロジェクト」を展開しています。

「気象データを活用した新たなサービス」の創出を通じ、社会・経済活動のクオリティを高めつつ持続可能な社会の実現を目指していきます。

過去を振り返って異常気象を言い訳にするのではなく、気象データで未来を予測して事業のロスを減らしませんか?

ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」で手軽に気象データを活用し、天気を味方にビジネスを加速させましょう。

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