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2月~3月上旬にかけての「東京の野菜相場」はどう動く?|4・8週先の価格動向と業界別の活用方法
2026.01.14
日本気象協会では「野菜の相場予測」を開発し、定量データの提供と、アプリ「biz tenki」での情報提供を行っています。
「野菜の相場予測」とは、気象データと市場データをもとに、最大15週間先までの野菜の市場価格を予測するものです。気象条件の影響を受けやすい野菜相場は、近年の気候変動の影響により相場の急変リスクが高まっています。
「野菜の相場予測」を活用することで、仕入れや生産、販促、メニュー開発などの効率化・ロス削減が見込まれます。
今回はアプリ「biz tenki」の機能『野菜の相場予測』を使い、1月12日時点の東京エリアの野菜の相場予測と、業界別活用方法についてお伝えします。
2月上旬・3月上旬の野菜の相場予測のポイント
- 2月上旬(2/2週)|前4週比:
葉茎菜類(キャベツ・レタス・ブロッコリー)は下落傾向
根菜類(じゃがいも)は上昇傾向
果菜類は概ね横ばいで推移する予測 - 3月上旬(3/2週)|前4週比:
葉茎菜類(キャベツ・レタス・ブロッコリー)は下落傾向継続
根菜類(じゃがいも)は上昇傾向が落ち着く見込み
果菜類は概ね横ばいで推移する予測 - 前年比:
2月は全体的に前年より割安傾向
3月上旬も継続して割安傾向 - 平年比:
2月は葉茎菜類(ブロッコリー)が平年より割安傾向
果菜類・根菜類は概ね平年並み〜やや割安傾向で推移する予測
3月上旬は全体的に平年よりやや割安~割安傾向
目次
東京エリアの2月上旬・3月上旬の野菜相場総括
東京エリアでは、2月上旬(2/2週)にかけて、葉茎菜類(キャベツなど)は前4週比で下落傾向の予測となっています。
果菜類(トマトなど)は、大きな価格変動は見込みにくく、安定した相場が続くと予測されています。
前年と比較すると、2月は全体的に前年より割安となる見込みで、年末に見られた葉茎菜類の割高感は1月から2月にかけて解消されていくでしょう。
1月から2月上旬にかけて、全体としては、落ち着いた相場の中で安定した生産・出荷計画を立てやすい時期ですが、突発的な気象変動による価格変動リスクには引き続き注意が必要です。
2月上旬(2/2週)
- 葉茎菜類(キャベツ・レタス・ブロッコリー):前4週比で下落傾向
- 根菜類(じゃがいも):上昇傾向
- 果菜類(トマトなど):横ばいで推移する見込み
3月上旬(3/2週)
- 葉茎菜類(キャベツ・レタス・ブロッコリー):2月から継続して下落傾向
- 根菜類(じゃがいも):上昇傾向から落ち着く見込み
- 果菜類:横ばい~やや下落傾向
前年比
- 2月上旬(2/2週):全体的に割安傾向
- 3月上旬(3/2週):2月から継続して全体的に割安傾向
平年比
- 2月上旬(2/2週)
葉茎菜類(ブロッコリー):割安傾向
果菜類・根菜類:平年並み〜やや割安傾向 - 3月上旬(3/2週)
全体的に平年よりやや割安~割安傾向
なぜ2月は全体的に割安傾向になるのか?
年末年始の高値局面を経て、1月中旬頃から2月にかけて野菜相場は全体的に落ち着きやすくなります。その背景には、主に次のような構造があります。
-
年末年始需要の反動による需要の一巡
おせち・鍋料理など、年末年始特有の需要が一段落
外食・中食ともに、イベント需要が落ち着く
小売では特売や大量仕入れが減少し、発注量が抑制されやすい
-
冬野菜の出荷が安定しやすい時期
低温・天候不順による生育遅れが解消されやすい
主産地の作柄が見え、計画的な出荷が進む
市場での需給見通しが立ち、価格形成が安定
- 野菜15品目の価格動向(高騰~平年並み~下落)を5ランクで色別に表示
- 「前4週比」「前年比」「平年比」を比較して「今後高くなるのか、安くなるのか」がわかる
- 8週先までの相場動向を一度に俯瞰でき、中期の仕入れ判断に使いやすい
- 市場(都市)ごとに状況を比較可能
- 「相場予測の見方」解説つき
- 月額650円で野菜の相場予測を含め、最長6か月先までの長期予報の確認が可能
- 年明け以降、2月上旬頃にかけては需給が緩み、葉茎菜類を中心に相場は下落方向へ調整され、根菜類(じゃがいも)は上昇傾向、果菜類は横ばいで推移する見込みです。
- 3月上旬頃については、葉茎菜類は2月から継続して下落傾向。根菜類(じゃがいも)は上昇傾向から落ち着き、果菜類は横ばい~やや下落傾向となる見込みです。
- こうした相場変動を踏まえ、biz tenkiの「野菜の相場予測」を活用することで、仕入れ量の調整、在庫水準の見直し、オペレーション負荷の軽減を前倒しで判断することが可能になります。
品目別:2月上旬~3月上旬の相場見通し
東京エリアでは、2月上旬(2/2週)にかけて、葉茎菜類が下落傾向となる一方、果菜類は横ばいで推移する見込みです。
主要品目ごとの見通しは以下となります。
| 品目 | 2月上旬(2/2週) | 3月上旬(3/2週) | 背景 |
|---|---|---|---|
| キャベツ | 下落 | 下落 | 年末需要の一巡と生育回復による出荷増 |
| レタス | 下落 | 下落 | 主産地の出荷安定、需給バランス改善 |
| ブロッコリー | 下落 | 下落 | 秋まき・冬どり作型の出荷ピークによる出荷増 |
| じゃがいも | 上昇 | 落ち着く | 貯蔵在庫減少、新物出回り前 |
| トマト | 横ばい | 横ばい | 施設栽培中心で需給が安定 |
キャベツ・レタスなどの葉茎菜類は、1月後半から2月上旬にかけて供給が回復し、相場は下落傾向となる見込みです。
「野菜の相場予測」機能の特徴とできること
アプリ「biz tenki」の新機能 『野菜の相場予測』 は、主要15品目について8週先までの価格動向を5ランクで可視化できるツールです。
『野菜の相場予測』機能のポイント
野菜相場や来店客数は、気象条件と密接に関係しています。
「biz tenki」アプリひとつで、天気 × 相場を手軽に確認することができます。
*詳しくはビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」に新機能『野菜の相場予測』を追加をご覧ください。
業界別:仕入れ・オペレーション・価格リスクをどう最適化できる?
biz tenki「野菜の相場予測」を活用することで、物流・卸売市場・飲食店チェーンといった業界においても、仕入れ量の調整、オペレーション負荷の軽減、価格変動リスクへの対応が可能になります。
業界別に「どのような課題解決につながるのか」を整理しました。
| 業界 | 仕入れ・調達 | 生産・ オペレーション |
販売施策・ マーケティング |
原価管理・ リスク対策 |
|---|---|---|---|---|
| 物流・倉庫業 (青果物流) |
入荷増減を事前に把握し、保管・配送キャパを調整 | 冷蔵・冷凍スペース、人員配置を前倒しで準備 | 荷主への事前情報共有で調整依頼を円滑化 | 急な入荷集中によるコスト増・混乱を回避 |
| 卸売・仲卸・ 市場関係者 |
相場変動を見据えた仕入れ量・在庫水準の調整 | 出荷計画・分荷調整を早めに検討 | 価格説明・提案がしやすくなる | 高値掴み・在庫リスクを低減 |
| 飲食店チェーン (本部) |
値上がり前に代替食材・調達先を検討 | セントラルキッチンの仕込み量調整 | 季節メニュー・価格改定時期の判断 | 原価率の急変を事前に抑制 |
相場予測を活用することで、各業界において「需給変動が起きる前に動ける」という共通のメリットがあります。
価格変動や入荷量の変化を事前に把握することで、現場負荷の軽減、取引先との調整円滑化、リスク低減につながります。
FAQ|よくある質問
Q1.野菜の相場予測とは何ですか?
A:気象データと市場データを元に日本気象協会が開発した、最大15週先までの野菜の価格動向がわかる予測情報です。
*より詳しいデータ提供については野菜の相場を“気象データで先読み”日本気象協会「野菜の相場予測」提供開始をご覧ください。
Q2.2月が全体的に割安傾向になりやすいのはなぜですか?
A:年末年始の需要増が一巡し、家庭・外食ともに消費が落ち着くことに加え、主産地の出荷量が安定しやすくなるためです。その結果、需給バランスが改善し、相場が平年並み〜割安方向へ調整されやすくなります。
Q3.東京の相場は他地域と連動しますか?
A:市場間で一定の連動性はありますが、需要規模・流通量により差が生じます。アプリ「biz tenki」では全14市場(札幌市、仙台市、東京都、横浜市、名古屋市、金沢市、大阪市、京都市、神戸市、広島市、高松市、福岡市、北九州市、沖縄県)を対象に相場予測を掲載しています。
まとめー2月〜3月上旬の野菜相場は「前倒し判断」が鍵
biz tenki「野菜の相場予測」は、月額650円で、ビジネス向けの詳しい天気予報と野菜の相場予測を確認できます。アプリのダウンロードはアプリストアから。(1か月無料トライアル実施中)
*ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」
*より詳しい野菜の相場予測データを活用したい企業の方向け
野菜の相場を“気象データで先読み”日本気象協会「野菜の相場予測」提供開始
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