News

お知らせ
Topics

天気のビジネス活用における課題 (2)気象と自社ビジネスの関係性がまだわからない方向け

2023.10.11

ここ数日は1日の中での寒暖差も大きく、季節の進みを感じるようになってきました。

今年は観測史上最も暑い夏となりましたが、前回の「天気のビジネス活用における課題 (1)気象予測を知らなかった方向け」では、暑さが事前にわかっていれば自社ビジネスに活用できた方向けに、長期の気象予測データについてお伝えしました。

今回は「天気のビジネス活用における課題」の2回目として、今年の夏が暑くなると知っていても、何を準備したらいいのかわからなかった方向けに、気象とビジネスの関係性についてお伝えします。

*今年の暑さとその理由については「2023年夏の振り返りと気象予測のビジネス活用」もご覧ください。


気象と自社ビジネスの関係性の解明

今年の夏が暑くなると知っていても、それを自分のビジネスに活かして事前に備えるためには、気象と自社ビジネスとの関係性を知っている必要があります。

気象とビジネスの関係性は、過去の気象データと自社ビジネスのデータを使用して、自社で分析を行ったり、気象解析の専門家に依頼したりすることで関係性を解き明かすことができます。

*長期の気象予測とビジネス活用については「FAQ よくあるご質問」もご覧ください。


日本気象協会の「商品需要予測」

気象データと自社ビジネスの過去データを使って、関係性を解き明かすことができます。

日本気象協会では、気象やPOS(販売データ)などのビッグデータを、AIなどを使って解析することで、未来に必要なモノの量を予測する「商品需要予測」サービスを行っています。

専門の個別コンサルティングから、すでにパッケージ化されたサービスで商品カテゴリによる需要量の増減をすぐに確認できるものまで、各種サービスを提供しています。

    【パッケージサービス】個別のデータ不要ですぐに活用可能
  • 売りドキ!予報
    1週間先までの日々のカテゴリ別の商品需要(商品が売れるタイミング、季節商材の立ち上がり・終売)を日次でお知らせするWEBサービス。
  • 売りドキ!予報 API各種ファイル送信サービス
    「売りドキ!予報」内のカテゴリ別の需要予測指数、体感指数、天気予報などをAPIやCSVファイルで提供。発注システムやマーケティングツールへの連携が可能。
  • お天気マーケット予報
    カテゴリ別に最大6か月先までの金額市場規模の予測を提供する簡易版需要予測配信サービス。

ビジネスへの役立ち方

気象の変化がますます顕著になる昨今、前年実績をベースに生産計画を立てるよりも、気象予測に基づいた計画を立てることで、気象要因にともなう廃棄ロスや機会ロスを3割から4割減らすことが可能です。

日本気象協会の需要予測コンサルティングで得られる効果(1.在庫削減、2.欠品回避、3.生産計画効率化、4.値下げタイミング調整による売上最大化、5.広告プロモーション投下タイミング最適化、6.営業活動)
需要予測によって得られる効果

暑さ予測の役立て方(事例紹介)

実際に夏の暑さの予測を活用している企業様では、在庫回転率の上昇や機会・廃棄ロスの削減、作業効率化をされています。

森永製菓株式会社様
アイス事業とinゼリーで需要予測データを活用。地域ごとの暑さや需要の変化によって出荷量を調整し、在庫の偏りを削減、作業効率化を行っている。

*森永製菓株式会社様の詳しい導入事例はこちら

今後寒くなるタイミングや、長期の気象予測など、気になることございましたら、お気軽にお問い合わせください。