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2025年4月は気温上昇、夏物商材も立ち上がりへ【お天気マーケット予報】

2025.04.07

2025年3月は春を通り越して初夏の陽気になったかと思えば、急に真冬の寒さが戻るなど、全国的に気温の変動が大きくなりました。

4月も寒暖の変動は大きくなりますが、これからゴールデンウィークの5月初め頃にかけては、北日本を中心に平年よりも気温の高い傾向が続く見込みです。
気温の上昇とともに夏物商材の需要も立ち上がるでしょう。

4月中旬から気温上昇、GWにかけて北日本を中心に高温に

4月初旬は冬のような寒さもありましたが、4月7日週から全国的に気温は上昇するでしょう。
ゴールデンウィークの期間にあたる5月初めにかけては、北日本を中心に気温は平年より高くなる見込みです。また、天気は短い周期で変化するでしょう。

4月後半に入ると、本州を中心に最高気温が25℃近くまで上がる所もあるでしょう。
ハイペースで気温が上昇した前年と比べると一時的な寒の戻りも予想され、気温の上昇ペースはゆっくりですが、夏物商材の立ち上がりが徐々に始まる見込みです。

*ゴールデンウィークの天気は2025年ゴールデンウィークの天気傾向 後半にかけて気温が上がり汗ばむ陽気 夏商材の需要高まりへの対応ををご覧ください。

2025年4月に売上が伸びる見込みの商品

今年は東北を除いて、花粉が多めに飛散したこともあり、3月は昨年よりも鼻炎治療剤や目薬の市場規模が前年よりも20%近く伸びました。

4月は4月7日週から汗ばむくらいになる日も出てくることから、2週目から冷たい飲料や麺類などの夏物商材の需要が徐々に立ち上がる見込みです。

ただし、一時的な寒の戻りも予想されることから、インスタントコーヒーやキャンディ、カレー、ケチャップ、チーズといった冬によく売れる商材も、前年よりは需要が高いでしょう。

*夏物商材立ち上がりと昨年(2024年)との比較は2025年春は寒暖差大、夏は猛暑に 夏商材の立ち上がりは東京で4月下旬頃をご覧ください。

季節の変化を捉えて、夏物需要の立ち上がりを逃さない

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