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2026年はいつまで暑い?8月・9月の残暑と10月の気温見通し

2026.08.18

2026年は、8月後半も厳しい暑さが続き、9月も暑い時期がある見込みです。
ただし、2025年のような顕著な高温が長期間続く予想ではなく、台風や前線の影響によって、暑さが厳しくなる時期と和らぐ時期を繰り返す可能性があります。

10月は残暑の期間ではありませんが、平年より暖かく、秋の深まりが遅れる見込みです。

本記事では、2026年の暑さがいつまで続くのか、8月後半・9月・10月の気温見通しと、企業が夏から秋への切り替えで注意したいポイントを解説します。

目次

2026年はいつまで暑い?8月後半から10月の見通し

日本気象協会の予測では、2026年は8月後半も厳しい暑さが続き、9月も残暑となる時期がある見込みです。
ただし、2025年のような顕著な高温が長期間続く可能性は低く、台風や前線の影響によって気温の変化が大きくなると予想されます。

10月になると気温自体は下がりますが、平年の10月と比べると暖かく、秋の深まりは遅れる見込みです。

したがって、2026年は9月まで暑い日があり、10月も平年より暖かい状態が続く予想となっています。

※気象庁では「残暑」を、立秋の8月8日頃から秋分の9月23日頃までの間の暑さと定義しています。そのため、本記事では8月・9月を「残暑」、10月を「残暑後の秋の高温」と分けて解説します。

8月後半も厳しい暑さが続く見込み

日本気象協会の予測では2026年8月は、中旬に一時気温が下がる時期があるものの、下旬は再び気温が上昇し、残暑が厳しくなる見通しです。

また、8月は前年より太平洋高気圧の張り出しが弱まる時期があり、台風や湿った空気の影響を受けやすい見込みです。厳しい暑さへの対策に加え、大雨や暴風、日照不足にも注意が必要です。

*関連記事:2026年8月の天気予報2026年の台風傾向

9月も暑い?残暑と気温変化に注意

9月は残暑の厳しい日がある一方で、西日本を中心に2025年ほどの顕著な高温にはならない見込みです。台風や前線、低気圧の影響を受けることで、天気は周期的に変化し、気温の上下も大きくなる予想です。

そのため、暑熱対策や夏商材の展開は、地域ごとの最新予報を確認しながら段階的に見直すことが必要になるでしょう。

10月は平年より暖かい秋になる見込み

10月は、平年の10月と比べると暖かい日が多く、秋の深まりはゆっくりとなりそうです。

夏から秋への切り替えを検討する際は、9月までの残暑だけでなく、10月の平均気温や朝晩の気温の推移も確認すると良いでしょう。

2026年の暑さは2025年と何が違う?

2025年は、夏から秋にかけて全国的に顕著な高温となった一方で、10月は北日本から気温が下がり、いっきに秋が深まりました。

2026年も8月から10月にかけて平年より気温が高い傾向が予想されていますが、8月から9月は2025年ほどの顕著な高温が続く可能性は低くなっています。
一方、10月は全国的に高温傾向で秋の深まりは遅いでしょう。

項目 2025年 2026年の見通し
8~9月の気温 顕著な高温が長期間継続 暑い期間もあるが持続しにくい
天候の変化 高温が持続しやすかった 台風や前線により気温変化が大きい
10月 北日本から暑さおさまる 全国的に高温傾向

ここで注意したいのが、「平年より高い」「前年より低い」という表現の違いです。
本記事で使用する「平年」は、気象庁が定める1991~2020年の30年間平均です。

一方、前年(2025年)は記録的な高温となったため、2026年の気温が「平年より高い」一方で、「2025年より低い」となることは矛盾しません。

2026年の暑さと気温変化を左右する気象の特徴

2026年8月から9月の気温は平年並みかやや高めとなる見込みですが、2025年のような顕著な高温が長期間続く予想ではありません。
その背景には、太平洋高気圧の張り出しが変化しやすいことや、台風・前線の影響を受けやすいことがあります。

太平洋高気圧の張り出しが変化しやすい

2026年夏から秋にかけては、エルニーニョ現象の発達などに伴い、太平洋高気圧の張り出しが変化しやすい見込みです。

太平洋高気圧に覆われる時期には厳しい暑さとなる一方、張り出しが弱まる時期には、湿った空気や低気圧の影響で曇りや雨の日が増え、暑さが一時的に和らぐ可能性があります。

このため、2025年のように顕著な高温が続くというより、厳しい暑さとなる時期と、暑さが和らぐ時期を繰り返す見込みです。

*関連記事:太平洋高気圧とは?

台風や前線の通過前後で気温が変わりやすい

日本気象協会の台風傾向予想では、2026年8月は台風の接近が多く、9月以降は発達した台風が接近する可能性があります。

台風や前線の接近前には、南から暖かく湿った空気が流れ込み、気温が上がることがあります。一方、通過後に北寄りの風へ変わる場合や、雨が続く場合には、気温が下がることがあります。

そのため、月平均の気温見通しだけでなく、2週間気温予報、週間予報、台風情報などを確認することが大切になります。

*関連ページ:2026年の台風傾向シナリオ型台風予測情報

企業が注目したい夏から秋への切り替え

暑さがいつまで続くかは、夏商材の販売、暑熱対策、空調運用などを終了する時期にも影響します。

2026年は、2025年ほど顕著な高温が長期間続かない一方、暑さが一度落ち着いた後に再び気温が上昇する可能性があります。

また、残暑への対応と並行して、台風や大雨への備えも必要です。企業では、夏季対応を一斉に終了するのではなく、地域や業務ごとに段階的に切り替えることが求められます。

1.夏商材から秋商材への切り替え

小売、アパレル、食品・飲料製造などでは、気温の変化によって商品の需要が変わります。

2026年は9月の平均気温が2025年より低くなる見込みですが、一時的に残暑が厳しくなる可能性があります。夏商材の販売や在庫を早期に縮小しすぎると、暑さが戻った際に品不足となるおそれがあります。

また、10月は平年より暖かい見込みのため、厚手の衣料品、温かい飲料、鍋物などの秋冬商材の需要は例年より遅く立ち上がる可能性があります。

商品計画では、次のような対応が考えられます。

  • 夏商材の在庫を一括で減らさず、地域別に段階的に縮小する
  • 秋商材の販売開始時期や売り場面積を気温予測に応じて調整する
  • 数か月先の傾向と2週間程度の気温変化を組み合わせて発注する
  • 前年実績だけでなく、最新の気温予測を生産・販売計画に反映する

*関連記事:【アパレル向け】 2026年秋冬予報

2.暑熱対策と空調運用の縮小

製造、建設、物流、農業、施設管理などでは、9月以降も熱中症への備えが必要です。

月平均気温の見通しだけでは、日ごとの暑熱リスクを判断できません。9月以降も、日単位では気温や暑さ指数(WBGT)が高くなる場合があります。

下記のような暑熱対策は、拠点別の気温やWBGTを確認して判断することが大切になるでしょう。

  • 作業時間や休憩時間の見直し
  • 飲料や冷却用品の配置
  • 暑熱環境下で働く従業員の要員配置
  • 空調設備や冷房運用時間の調整
  • 熱中症対策の終了時期の地域別判断

また、残暑の強弱は冷房需要や電力需要にも影響します。

2026年は気温変動が大きいと予想されるため、前年同時期の需要実績だけでなく、短期・中期の気温予測を確認する必要があります。

*関連記事:2026年秋の天候と電力需要・電力市場価格への影響 ~単発的な高温と気温変化に備える需給運用~

3.台風・大雨対策との並行

2026年の残暑期は、暑さへの対応に加え、台風や前線による大雨・暴風への備えも必要になります。

物流、建設、施設、小売、製造などでは、次のような判断が想定されます。

  • 前倒し配送、延期、経路変更
  • 屋外作業の中止や時間変更
  • 工場、店舗、倉庫などの浸水対策
  • 従業員の出社抑制や早期帰宅
  • 営業時間や休業の判断
  • 荒天による来客数や商品需要の変化への対応

残暑と台風・大雨は別々の課題ではありません。

台風の接近・通過の前後はコースによって気温が急に上がることも、下がることもあるため、複数の気象要素をまとめて確認することが必要となります。

暑さが続く時期の判断には、期間の異なる予報を組み合わせる

夏商材から秋商材への切り替え、暑熱対策の見直し、台風・大雨への対応では、必要となる予測期間や情報が異なります。長期予報で季節全体の傾向を把握し、1か月予報や2週間気温予報で計画を調整したうえで、週間予報や台風情報を日々の運用判断に活用することが重要です。

夏から秋への判断 主な課題 必要となる情報 中心となるサービス
夏商材から秋商材への切り替え 販売・生産・調達計画をいつ変更するか
  • 数か月~2年先の気温傾向
  • 販売・生産計画に使う気象データ
暑熱対策・空調運用の見直し 現場の安全、冷房需要、電力需給をどう調整するか
  • 拠点別の気温・WBGT
  • 電力需要・発電量
台風・大雨対策との並行 拠点や物流への影響をいつ判断するか
  • 拠点別の大雨リスク
  • 交通・輸送への影響

サービスは、予測期間だけでなく、情報の利用方法によっても選択できます。

業務内容や判断時期に応じて、必要な予報と提供方法を組み合わせることができます。

まとめ

2026年は8月後半も厳しい暑さが続き、9月も暑い時期がある見込みです。
ただし、2025年のような顕著な高温が長期間続く可能性は低く、台風や前線の影響によって、暑さが厳しくなる時期と和らぐ時期を繰り返すと予想されます。
10月は残暑の期間ではありませんが、平年より暖かく、秋の深まりが遅れる可能性があります。

つまり、2026年は9月まで暑い日があり、10月も例年より暖かい状態が続く見込みです。

企業では、次の点が重要です。

  • 夏商材や暑熱対策を一斉に終了しない
  • 2025年の実績だけを基準に、販売・生産・電力需要を判断しない
  • 長期予報で季節全体の傾向を把握する
  • 1か月予報、2週間予報、短期予報で計画を段階的に修正する
  • 残暑と台風・大雨のリスクを並行して確認する

業界や業務内容によって、必要となる予測期間や適した提供方法は異なります。自社の判断時期、業務、システム環境に合った情報を組み合わせることで、夏から秋への計画を段階的に見直しやすくなります。

自社に適した予測期間や提供方法については、お気軽にご相談ください。

FAQ

Q.2026年はいつまで暑いですか?

A.2026年は8月後半も厳しい暑さが続き、9月も暑い時期がある見込みです。ただし、2025年のような顕著な高温が長期間続く予想ではなく、台風や前線の影響によって、暑さが厳しくなる時期と和らぐ時期を繰り返す可能性があります。10月は残暑の期間ではありませんが、平年より暖かい秋となる見込みです。

Q.2026年9月は暑くなりますか?

A.日本気象協会の予測では、9月の平均気温は平年並みかやや高い見込みです。一方、西日本を中心に2025年ほどの顕著な高温にはならないと予想されています。9月も暑い日はありますが、台風や前線の影響によって気温が下がる時期もあるでしょう。

Q.2026年10月も暑くなりますか?

A.10月は全国的に平年より気温が高くなる地域が多い見込みです。ただし、8月や9月と同じ厳しい暑さが続くという意味ではありません。気温自体は秋らしく下がりますが、例年の10月と比べると暖かく、秋の深まりが遅れる可能性があります。

Q.10月の高温は残暑と呼びますか?

A.気象庁では、残暑を立秋の8月8日頃から秋分の9月23日頃までの間の暑さと定義しています。2026年は9月も残暑となる時期がありますが、2025年ほど顕著な高温が長期間続く見込みではありません。10月は残暑ではなく、平年より暖かい秋になると予想されています。

Q.2026年は2025年より暑いですか?

A.東・西日本を中心に、2026年8月から9月の気温は2025年より低くなる見込みです。ただし、2025年より気温が低くても、厳しい暑さとなる日はある見込みです。

Q.企業は暑さ対策をいつまで続ける必要がありますか?

A.9月以降も気温や暑さ指数(WBGT)が高くなる日があるため、日付だけで暑さ対策の終了時期を決めるのは適切ではありません。長期予報で季節全体の傾向を把握し、2週間気温予報や週間予報、拠点別の気温・WBGTを確認しながら、地域や業務ごとに段階的に見直すことが重要です。