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2026年 春の花粉飛散予測(第2報)~2月上旬に九州などで飛散開始 東日本・北日本では例年より飛散量が多い~

2025.12.02

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋)は、2026年春の花粉飛散予測(第2報)を2025年12月2日(火)に発表しました。
また、都道府県別や週単位の詳細な飛散量予測、花粉対策商材の需要予測コンサルティング、花粉飛散予測のデータや画像の販売をしています。

※本情報の無断での法人利用(プレスリリースでの引用や販促目的使用、自社メディアやサイネージでの掲載など)はご遠慮いただいております。ユーザー向けの情報提供や商品PRなどで法人利用をご検討の際はお問い合わせをお願いいたします。

2026年春の花粉飛散予測(第2報)[一部抜粋]

2026年のスギ花粉の飛散開始※1は、九州から東北で例年※2並みの2月上旬から3月中旬となるでしょう。

この先12月から2月の気温は、ほぼ平年※3並みに推移する見通しです。春先には寒さの和らぐ日が現れ、スギ花粉は例年並みの時期に飛び始める見込みです。

スギ花粉は、飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めますので、花粉対策は早めに始めるとよいでしょう。

日本気象協会発表2025年12月2日 2026年スギ花粉の飛び始め予想
  • ※1 飛散開始日:1cm2あたり1個以上の花粉を2日連続して観測した最初の日
  • ※2 例年:過去10年(2016~2025年)の平均値
  • ※3 平年:過去30年(1991~2020年)の平均値

飛散量 例年比

2026年春の花粉※4飛散量は、九州から近畿では例年並みの所が多いでしょう。一方、東海から北海道では例年より多く、非常に多い所もある見込みです。

  • ※4 花粉:スギ・ヒノキ、北海道はシラカバ

飛散量 前シーズン比

九州から近畿は、前シーズンと比べ広い範囲で減少するでしょう。一方、東海から北海道では前シーズンより多く、非常に多い所もある見込みです。

日本気象協会発表 2025年12月2日 2026年各地の花粉飛散傾向マップ

飛散量予測の根拠

2025年夏は、全国的に高温・多照で、雄花が形成されやすい気象条件となりました。

一方、2025年春(前シーズン)の花粉飛散量は、西日本では例年より多く、東日本と北日本では少ない傾向でした。飛散量が多い翌年は雄花の形成が抑えられるため、2026年春の花粉飛散量は、西日本では広い範囲で減少するでしょう。東日本と北日本は増加する条件が揃いました。

日本気象協会発表 2025年12月2日 2026年各地の花粉飛散傾向表

スギ雄花の花芽調査

日本気象協会が11月までに実施した花芽調査では、スギ雄花の花芽の量は、四国・中国・近畿ではおおむね例年並み、東海では例年より多い傾向が確認されています。

本情報は、報道目的以外の無断での法人利用をご遠慮いただいています。
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◆日本気象協会の花粉飛散予測とは

日本気象協会は1990年からスギ花粉の飛散予測を発表しています。
日本気象協会の花粉飛散予測は、前シーズンの花粉飛散結果と気象観測データ、および雄花花芽の現地調査の結果などをもとに、全国各地の花粉研究会や協力機関からの情報をふまえて予測しています。

(法人向け)2026年春の花粉飛散予測 各種有償サービス

日本気象協会ではシーズン全体の花粉飛散予測資料のほか、週単位の予測データなど、利用者のニーズに沿った予測資料の販売を行っています。
花粉症対策市場における商品の需要予測や販売計画、プロモーション計画などにご活用ください。
お問い合わせはこちら

2026年春の花粉飛散予測に関する詳細資料

2026年シーズンの予測を文章資料および画像でご提供いたします。

  • 都道府県別の花粉飛散量(例年比・前シーズン比)
  • スギ花粉の飛散開始時期
  • 花粉飛散のピーク時期
  • 予測根拠

詳細資料はシーズン中に複数回の更新があります。時期により資料の項目は異なります。

週単位などの詳細な予測データの販売・花粉対策商材の需要予測コンサルティング

詳細な予測のご提供や、それらに基づくコンサルティングが可能です。

  • 週単位・都道府県別の花粉飛散量予測
  • 飛散量予測と独自モデルを利用した花粉対策商材(医薬品・マスク等)の需要予測
  • 売上要因分析レポートの作成
  • ミーティング等によるデータ利活用支援のコンサルティング

お気軽にお問い合わせください。

花粉飛散予測と併せて活用したい天気予報

  • 天気予報専門メディア「tenki.jp」での商品販促
    天気予報専門メディア「tenki.jp」では毎年、花粉の飛散シーズンに花粉飛散情報を発表・更新しています。「花粉飛散情報」ページの広告ジャック、「花粉飛散情報」のランクをトリガーにした天気マッチング広告など、花粉情報と掛け合わせたユーザー向けの広告掲載・配信も行っています。
    詳しくは、【tenki.jp】媒体資料をご覧ください。
  • Weather Data API
    「Weather Data API」は、1kmメッシュで任意の地点の気象データ(過去の実況値および気象予測)を、最大8週間先まで取得できる天気API(Web API/JSON形式)です。
    天気、気温、降水確率などの気象要素に加え、「「体感指数」「暑さ指数(WBGT)」「気圧」「30日先予測」「積雪情報」もAPIで提供しています。「Weather Data API」はWeather Data API お問い合わせからお申込みいただけます。
  • 気象データ配信
    日本気象協会では、各種ビジネスの計画や予測にご活用いただける「今日・明日の天気予報」から、「最長2年先までの長期にわたる気象予測情報」を、お客様のニーズに合わせて提供しています。
    ファイル形式はCSVやPDF等から選択でき、提供方法はメール送付、FTPなどご要望に応じて対応します。お気軽にご相談ください。
  • ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」
    「biz tenki(ビズテンキ)」は、ビジネスパーソンや法人を対象としたビジネス向け天気予報アプリです。
    月額650円で、1kmメッシュの高精度な気象データを見ることができます。「biz tenki」では、30日先までの天気・気温・風・日射などの気象要素、天気をビジネスに活用するためのヒントコメントや前年値比較、大雨、降雪確率予測、台風情報など、ビジネスに特化した情報を提供しています。サブスクリプション購入はアプリストアから(月額650円、1か月無料トライアル実施中)。

花粉飛散予測から、気象データ活用まで、お気軽にお問い合わせください。

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日本気象協会(Weather X)は、株式会社インテージのSRIデータで気温変化と商品の販売動向を独自に分析しました。詳細は、2025-26年の冬は“冬らしい寒さ”に 最新冬予報と“寒さで売れる商品”ランキング【日本気象協会 Weather X分析】をご覧ください。

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*今冬の電力需給がひっ迫するリスクや備えまとめています。詳細は、2025年冬の天気・電力需給の見通し|寒波リスクと需給ひっ迫への備えをご覧ください。

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