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9月の市場売上予測(お天気マーケット予報)のお知らせ
2024.09.03
2024年夏(6月~8月)に35℃以上の猛暑日を観測したアメダスの累積地点数は、記録的猛暑となった2018年や2023年を上回っており、暑さの記録を塗り替える夏となりました。
*今年の暑さの理由や今後の予想については2024年夏の暑さの理由と今後の残暑いつまで?秋冬商材と気温の関係もをご覧ください。
今月のお天気マーケット予報
9月も高温傾向が続き、残暑が厳しい見込みです。
2024年9月の需要の変動を見ていきます。
少しずつ秋めいてはいきますが、まだまだ夏物需要はありそうです。
アイスクリームはこの時期1℃で6%近く売上が変わります。
またドリンク類は気温影響が非常に高く、全般的に暑いと売れやすいですが、売れやすいラインナップは少し変わります。
真夏はスポーツドリンクや果汁飲料、コーラ、サイダー、炭酸飲料などが売れやすいですが、9月はコーヒードリンクの気温効果が上がります。
シュワシュワ系よりも少し味が残るものが好まれそうです。
さらに、殺虫剤需要も真夏よりも上がります。
真夏は暑すぎて蚊も見かけないですが、少し涼しくなって出てくることが影響しているのではないでしょうか。
お天気マーケット予報では、定量的にいくら売れるかを週単位や月単位で最大6ヶ月先までご覧いただくことができます。
詳しくは、お天気マーケット予報をご覧ください。お問い合わせはこちらから。
手軽な天気予報アプリ「biz tenki」から、2年先の長期気象予測まで
日本気象協会では、手軽に気象データ活用のヒントをコメントから確認して前年値との比較ができるビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」や、最長2年先までの気象傾向を知ることができる2年先長期気象予測も提供しています。
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ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki(ビズテンキ)」では、30日先までの天気や気温、体感の変化や、2週間先までの大雨確率、暴風確率を確認することができます。
季節の変わり目や台風の影響の把握にもお使いいただけます。また、アプリ内では予報とともに、ビジネスのリスクやチャンスをお知らせするヒントコメントも表示し、気象データのビジネス活用をお手伝いします。
現在、法人のお客様に限り、期間限定で無償にてβ版の提供を行っています。
β版のご利用を希望される事業者の方はこちらから。 -
今年は残暑が厳しい予想ですが、来年、再来年の夏、秋はどんな気象で何が売れる?か皆さんはどのように予測しているでしょうか。
日本気象協会では、製造・発注・マーケティングなどの長期的な計画への活用ニーズにお応えし、気象業界で初めてとなる最長2年先までの長期間の気象予測「2年先長期気象予測」の提供およびコンサルティングを開始しました。
気象予測の提供から、特定の商材まで落とし込んだ2年先までの需要予測も提案いたします。
来年度の年度策定や生産総数の決定などでお役立ていただける情報となっていますので、「2年先長期気象予測」(有償)にご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください。詳しくは2024年秋以降の天候は?「2年先長期気象予測」と気象データ活用をご覧ください。
*今年の台風の発生数や接近数については2024年8月以降は平年よりも台風の接近数が多い傾向、気象災害リスク情報や「biz tenki」で対策ををご覧ください。