News

お知らせ
Info

2025年「紅葉見頃予想」(第3回) 全国的に見頃遅く 東・西日本は11月下旬(11月6日更新)

2025.09.19

一般財団法人 日本気象協会(本社:東京都豊島区、理事長:渡邊 一洋、以下「日本気象協会」)は2025年11月6日(木)に、第3回「紅葉見頃予想」を発表しました。

これから見頃を迎える東日本や西日本ではこの先も気温の高い状態が続くため、紅葉の色づきは平年よりも遅くなるでしょう。
11月下旬には関東から九州にかけて色づきが進み、多くの人が紅葉を楽しむ時期となりそうです。

各地で紅葉シーズンを迎えることで、人が動き、経済が動きます。
またこの時期、インバウンドの増加も予想されます。日本気象協会では、英語版の「紅葉見頃予想」も発表しています。

*英語版の予報は、2025 Autumn Foliage Peak Viewing Forecastにて公開しています。

※本情報の無断での法人利用(プレスリリースでの引用や販促目的使用、自社メディアやサイネージでの掲載など)はご遠慮いただいております。
ユーザー向けの情報提供や商品PRなどで法人利用をご検討の際はお問い合わせをお願いいたします。

全国各地の紅葉見頃予想

今年の紅葉の見頃は、全国的に平年より遅い所が多いでしょう。

紅葉の見頃は、秋(9~11月)の気温が低いと早まり、高いと遅くなります。9月から10月中旬にかけて、全国的に気温は高くなりましたが、10月下旬以降は北・東日本を中心に平年より低くなりました。

この先11月は、北日本ではたびたび寒気の影響を受けますが、東・西日本では寒気の影響は弱く、気温は平年より高くなる見込みです。そのため、これから見頃を迎える東日本の平野部と西日本の紅葉の見頃は遅くなる所が多いでしょう。

【日本気象協会】第3回 全国各地の紅葉見頃予想(2025年11月6日発表)

*2025年11月の天気と商品売上については2025年11月の天気傾向と需要トレンド:秋晴れ少なく、温かい食べ物や寒さ・乾燥のセルフケア品の売り上げが伸びる見込みをご覧ください。

各地の紅葉見頃予想

北日本(北海道・東北)

紅葉の見頃は、平年より遅い所が多いでしょう。

北日本は、10月半ばごろまで気温は平年より高く推移しました。そのため北海道では、平年より見頃が遅くなった地点が多くなりました。

東北地方の色づきは平年より遅くなっていましたが、10月下旬の冷え込みで色づきが進み、紅葉の見頃を迎えた所が多くなっています。この先11月も寒気の影響を受ける日があり、これから見頃を迎えるスポットでは、11月中旬には見頃となる所が多いでしょう。

東日本(関東甲信・北陸・東海)

紅葉の見頃は、平年より遅い所が多いでしょう。

9月以降、10月中旬まで平年より気温が高い傾向が続きましたが、10月下旬以降は平年より低く推移しています。このため、標高の高い紅葉スポットでは、色づきが進み、すでに見頃を迎えた所が多くなっています。

この先、11月の気温は平年より高くなる見込みのため、平野部の紅葉スポットの見頃は、平年より遅くなる所が多いでしょう。

西日本(近畿・中国・四国・九州)

紅葉の見頃は、平年より遅い所が多いでしょう。

9月以降、10月中旬まで平年より気温が高い傾向が続きましたが、10月下旬以降はほぼ平年並みに落ち着いています。

しかし、この先11月の気温は、平年より高くなる見込みです。そのため、西日本の紅葉スポットでは、見頃が平年より遅くなる所が多いでしょう。

*2025年「紅葉見頃予想」の詳細、代表地点以外の全国の紅葉スポットは、【tenki.jp】2025年紅葉見頃予想にて公開しています。
各地の「色づき実況」の提供は、【tenki.jp】紅葉見頃・天気情報 2025 (パソコン/タブレット・スマートフォン)をご覧ください。

紅葉見頃予想と併せて活用したい天気予報

紅葉見頃予想と併せて、天気予報のデータがあると、直近の天気予報を知ることができ、人流の予測や観光客自身の予定の調整にも役立ちます。
気象データについても、ぜひご活用ください。

  • Weather Data API
    「Weather Data API」は、1kmメッシュで任意の地点の気象データ(過去の実況値および気象予測)を、最大8週間先まで取得できる天気API(Web API/JSON形式)です。
    天気、気温、降水確率などの気象要素に加え、「体感指数」「暑さ指数(WBGT)」「気圧」「30日先予測」などもAPIで提供しています。
    「Weather Data API」は日本域を対象としたJapan版と、日本国内外を対象としたGlobal版があり、どちらもWeather Data API お問い合わせからお申込みいただけます。
  • 気象データ配信
    日本気象協会では、各種ビジネスの計画や予測にご活用いただける「今日・明日の天気予報」から、「最長2年先までの長期にわたる気象予測情報」を、お客様のニーズに合わせて提供しています。
    ファイル形式はCSVやPDF等から選択でき、提供方法はメール送付、FTPなどご要望に応じて対応します。お気軽にご相談ください。
  • ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」
    「biz tenki(ビズテンキ)」は、ビジネスパーソンや法人を対象としたビジネス向け天気予報アプリです。
    月額650円で、1kmメッシュの高精度な気象データを見ることができます。「biz tenki」では、30日先までの天気・気温・風・日射などの気象要素、天気をビジネスに活用するためのヒントコメントや前年値比較、大雨・暴風確率予測、台風情報など、ビジネスに特化した情報を提供しています。
    「biz tenki」は、アプリストアからサブスクリプション購入(月額650円)でご利用いただけます。(1か月無料トライアル実施中)

*最新冬予報と寒くなると売れる商品については2025-26年の冬は”冬らしい寒さ”に 最新冬予報と“寒さで売れる商品”ランキングをご覧ください。

*物流に関係する冬用タイヤの準備・交換時期の目安は最新の冬用タイヤ準備前線 日本海側の平地では11月中に交換を(11月12日更新)をご覧ください。

*夏の振り返りは2025年夏の猛暑と短梅雨をデータで振り返る|秋冬の予報と企業が取るべき対策をご覧ください。

紅葉情報から、気象データ活用まで、お気軽にお問い合わせください。