News

お知らせ
Topics

アパレル需要は気温で変わる─日本気象協会がFaW TOKYOで提案する「長期予測×需要予測×気象DX」とは

2026.03.26

アパレル業界では、気温の変動が売上・在庫・販促に直結する中、気象データを活用した需要予測・MD最適化の重要性が高まっています。

日本気象協会は2026年4月8日(水)から10日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第29回FaW TOKYO(ファッションワールド東京)春」に出展し、ファッション産業のMD(マーチャンダイジング)計画・需要予測・生産管理・販促最適化に役立つ最新の気象DXソリューションを紹介します。

また、4月8日(水)には日本気象協会 気象予報士 小越久美による「アパレル企業向け2026年秋冬の天候解説と長期気象予測のMD・生産・販促計画への活用法」セミナーを予定しています。

本記事では展示内容をもとに、アパレル企業のMD・生産・販促・EC担当者向けに、気象データ・コンサルティングがアパレル企業の意思決定にどのように活用できるかを整理します。

目次

なぜ今、アパレルに気象データが必要なのか

アパレル業界では、以下のような課題が顕在化しています。

  • 暖冬・猛暑により売れ筋タイミングがズレる
  • シーズン商品の立ち上がり判断が難しい
  • 在庫過多や値下げ(マークダウン)が増加

特に近年は、季節進行のズレや極端な気温変動が頻発しており、従来の経験則だけでは需要予測が難しくなっています。

このため、「気温変化を前提としたMD・生産・販促の意思決定」が求められています。

気温別の服装目安と購買行動の関係

気温と服装の関係では、最高気温が23℃を超えると長袖から半袖に切りかえる人が増え、最低気温が15℃を下回るとセーター、10℃くらいになるコート、10℃を下回ると真冬のコートやダウンコートが必要になると言われています。

【日本気象協会】気温と服装の目安

このような気温と服装の関係は、アパレル需要の変化を捉える基礎データとして活用されています。

ファッションワールド東京で提案するアパレル向け気象DXソリューション

日本気象協会は、2026年4月8日(水)から10日(金)に東京ビッグサイトで開催される「第29回FaW TOKYO(ファッションワールド東京)春」においてアパレル向けに以下のソリューションを提案します。

  • 2年先長期気象予測
  • アパレル企業向け需要予測サービス
  • ビジネス向け天気アプリ「biz tenki」

これらのソリューションは、「長期(戦略)→需要予測(戦術)→短期(実行)」の3層で活用可能です。

2年先長期気象予測:年やシーズンごとのMD・生産計画の戦略策定

2年先長期気象予測は、日本気象協会が独自に開発した季節スケール予測モデルにより、最長2年先までの気温・降水・季節変動の傾向を予測します。
気温長期トレンドなど科学的根拠に基づく解析結果をもとに、アパレル企業の生産計画や発注判断に活用いただけます。

*詳細:2年先長期気象予測

活用できる判断

  • MD計画立案の最適化
  • シーズン商品の投入時期
  • 生産量・仕入れ量の最適化
  • シーズンの長短の見極め

→ 「そもそもどんな季節になるか」を事前に把握できる点が重要

需要予測:商品別に売れるタイミングを可視化

売上データと気象データを組み合わせ、気温変化に対するアイテム別の売れ始め・ピーク・終売のタイミングを可視化します。次シーズンの販売数予測など、需要予測モデルの構築にも対応しています。

*詳細:アパレル事業者様向け 商品需要予測コンサルティング

活用できる判断

  • カテゴリー別の販売計画
  • 売れ筋商品の補充タイミング
  • 売れ残りリスクの低減

→ 「どの商品がいつ売れるか」を定量的に把握可能

アプリ「biz tenki」:現場オペレーションの最適化

ビジネス用途に特化した気象情報を一元的に確認できる天気予報アプリです。

月額650円で30日、12週、6か月先までの気温や体感を確認できます(予報期間によって確認可能な要素が異なります)。
低コストで手軽に導入でき、すぐに活用いただけます。

*詳細:ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」

活用できる判断

  • 生産量・発注量の最適化
  • 売場レイアウト変更
  • ECの訴求内容調整
  • 短期販促施策の最適化

→ 短期から長期まで、手軽に気温変化を確認できる点が強み

具体的な判断シーン

以下のような場面で、日本気象協会の気象データ・コンサルティング活用が進んでいます。

  • 秋物の立ち上げはいつが最適か?
  • 暖冬時に冬物在庫をどう調整するか?
  • 値引率や値引きタイミングはいつが良いか?
  • 気温急変時にどの商品を前面に出すか?

気象データは「参考情報」ではなく、意思決定の基準として活用が可能です。

*事例:株式会社アダストリア様
2年先長期気象予測を含む気象データを、生産計画・在庫管理・販売計画に活用

展示会出展概要とセミナー実施

第29回FaW TOKYO(ファッションワールド東京)春概要

日本気象協会の出展概要

  • 出展場所:S24-33 東京ビッグサイト 南展示棟 ファッションテックEXPO

日本気象協会の天候解説セミナーについて

期間中の4月8日(水)には日本気象協会 気象予報士 小越久美による「アパレル企業向け2026年秋冬の天候解説と長期気象予測のMD・生産・販促計画への活用法」セミナーを予定しています。

セミナーでは長期予報とMD・生産・販促への活用方法を解説します。

  • セミナータイトル:「アパレル企業向け2026年秋冬の天候解説と長期気象予測のMD・生産・販促計画への活用法」
  • 日時:2026年4月8日(水) 11:00~11:20
  • 会場:展示会場内 特設セミナー会場
  • セミナー内容:
    日本気象協会独自の予測技術をもとに2026年~2027年の気象見通しを解説。長期予測をファッション産業のMD(マーチャンダイジング)計画・需要予測・生産管理・販促最適化などの戦略に生かす方法を紹介します。
  • 講演者:一般財団法人 日本気象協会 小越 久美
    (気象予報士・データ解析士・健康気象アドバイザー・防災士)
  • 事前申し込み:不要
  • 詳細Webページ:【FaW TOKYO】2026年秋冬の天候解説と長期気象予測のMD・生産・販促計画への活用法

今夏の予報については【2026年夏の天気予報】今年は猛暑?気温は平年より高い?をご覧ください。

気象データを活用した需要予測・MD最適化をご検討の方へ

気温変動による需要のズレは、「予測できないリスク」ではなく、「事前に織り込むべき前提条件」へと変化しています。

日本気象協会では、アパレル企業の以下のような課題に対して、長期から短期まで一貫した気象データ活用を支援しています。
気象データを活用することで、在庫ロスの削減や販売機会の最大化につながります。

想定される課題

  • シーズン商品の立ち上げ時期を判断したい
  • 暖冬・猛暑による売れ残りリスクを抑えたい
  • 気温変化に応じた販売・販促のタイミングを最適化したい

提供サービス

気象データを活用した需要予測やMD最適化の具体的な活用方法や導入事例については、以下よりご確認いただけます。

気象データを活用した需要予測の導入事例は株式会社アダストリア様をご覧ください。

自社の課題に合わせた活用方法については、ご相談ください。

*今年の夏は?
【2026年夏の天気予報】今年は猛暑?気温は平年より高い?

*今年の夏のアパレルへの影響は?
【2026年夏の天気予報(企業向け)】猛暑予想は売上・在庫・生産にどう影響?小売・製造業の判断分岐点を解説