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2026年の梅雨明けはいつ?地域別の速報値と梅雨明け後の高温・大雨リスク(8月4日更新)

2026.06.24

公開:2026年6月24日
最終更新:2026年8月4日

気象庁は8月4日、「北陸と東北南部・東北北部が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。
これにより、梅雨入り・梅雨明けが発表される全ての地域で梅雨明け(速報値)となりました。

2026年の梅雨明け(速報値)は、中国・近畿は平年よりかなり早く、九州北部・四国は平年より早くなりました。九州南部・東海・関東甲信は平年並みで、沖縄・奄美・北陸・東北南部・東北北部は平年より遅くなりました。

梅雨明け後は全国的に気温が高くなる時期です。
熱中症対策、夏商材の需要、食品・飲料の生産や出荷、屋外作業、電力需要、野菜の入荷量や仕入れ価格など、企業活動にも影響するため、最新の気象情報を確認しながら対応してください。

*今後の予報
2026年夏予報|7月中旬以降は真夏の暑さへ 酷暑日・雷雨・台風リスクに注意

本記事では、梅雨明け前後に企業が確認すべき判断ポイントを整理します。

目次

2026年の梅雨明けはいつ?地域別の梅雨入り・梅雨明け時期(速報値)

以下は、地方別の梅雨入り・梅雨明け時期をまとめた表です。
2026年の梅雨入り・梅雨明けは気象庁による速報値、昨年値は2025年の確定値です。(【気象庁】2025年の梅雨入り・明け及び夏(6~8月)の記録的高温についてより日本気象協会にて作成)。
なお、昨年値の「★」は1951年以降最も早い記録(タイ記録を含む)を表します。

2026年の地方別の梅雨入り・梅雨明けの速報値、平年値、昨年(2025年)値
地方 梅雨入り 梅雨明け
2026年
速報値
平年値 昨年値
(2025年)
2026年
速報値
平年値 昨年値
(2025年)
沖縄 5/4頃
平年より早い
5/10頃 5/5頃
平年より早い
6/29頃
平年より遅い
6/21頃 6/7頃
平年よりかなり早い★
奄美 5/3頃
平年より早い
5/12頃 5/5頃
平年より早い
7/1頃
平年より遅い
6/29頃 6/9頃
平年よりかなり早い★
九州南部 6/1頃
平年並み
5/30頃 5/16頃
平年よりかなり早い
7/13頃
平年並み
7/15頃 6/27頃
平年よりかなり早い
九州北部
山口県を含む
6/4頃
平年並み
6/4頃 5/16頃
平年よりかなり早い
7/8頃
平年より早い
7/19頃 6/27頃
平年よりかなり早い★
四国 6/2頃
平年より早い
6/5頃 5/17頃
平年よりかなり早い
7/12頃
平年より早い
7/17頃 6/27頃
平年よりかなり早い★
中国 6/4頃
平年並み
6/6頃 5/16頃
平年よりかなり早い
7/8頃
平年よりかなり早い
7/19頃 6/27頃
平年よりかなり早い★
近畿 6/4頃
平年並み
6/6頃 5/17頃
平年よりかなり早い★
7/8頃
平年よりかなり早い
7/19頃 6/27頃
平年よりかなり早い★
東海 6/7頃
平年並み
6/6頃 5/17頃
平年よりかなり早い
7/20頃
平年並み
7/19頃 6/27頃
平年よりかなり早い
関東甲信 6/7頃
平年並み
6/7頃 5/22頃
平年よりかなり早い
7/20頃
平年並み
7/19頃 6/28頃
平年よりかなり早い★
北陸 6/20頃
平年より遅い
6/11頃 5/22頃
平年よりかなり早い★
8/4頃
平年より遅い
7/23頃 6/29頃
平年よりかなり早い★
東北南部 6/20頃
平年より遅い
6/12頃 6/23頃
平年よりかなり遅い
8/4頃
平年より遅い
7/24頃 7/18頃
平年より早い
東北北部 6/21頃
平年より遅い
6/15頃 6/23頃
平年より遅い
8/4頃
平年より遅い
7/28頃 7/18頃
平年より早い

※北海道は梅雨入り・梅雨明けの発表はありません。

※梅雨入り・梅雨明けには、平均的に5日間程度の移り変わり期間があります。

※2026年の梅雨入り・梅雨明け発表は速報値であり、後日、実際の天候経過をもとに見直されることがあります。

梅雨明けはどのように決まる?速報値と確定値の違い

梅雨入り・梅雨明けは、気象庁が地域ごとに、それまでの天候経過とその先1週間程度の予報をもとに判断して発表します。

梅雨入りは「梅雨の期間に入ったとみられる状態」、梅雨明けは「梅雨の期間が終わったとみられる状態」を指します。ただし、梅雨はある日を境に急に天気が切り替わるものではなく、平均して5日間程度で「天気が移り変わる期間がある」とされており、その「中日」を梅雨入り・梅雨明け日として推定します。
そのため、梅雨入り・梅雨明けは「○月○日ごろ」と表現されます。

梅雨入り・梅雨明けには、「速報値」と「確定値」があります。

区分 発表時期 内容
速報値 5月~7月頃 これまでの天候経過と、1週間程度またはその先までの見通しをもとに発表
確定値 9月初め頃 梅雨の時期が過ぎた後、実際の天候経過をもとに検討し、公表

現在発表されている速報値は予測を含むため、後から見直される場合があります。

企業活動で活用する際は、速報値を「季節の目安」として扱い、実際の業務判断には日々の予報や降水情報を組み合わせることが重要です。

*梅雨の解説は、梅雨とは何か?梅雨の仕組みと「梅雨入り・梅雨明け」を解説をご覧ください。

梅雨明け後の天気傾向|猛暑、大雨に注意

梅雨明け後は全国的に気温が高くなるため、熱中症対策や夏商材の需要増、冷房需要への備えが重要になりますが、局地的な雨や一時的な気温低下にも注意が必要です。天気が変化しやすく、体感気温も変わりやすいでしょう。
また、各地で梅雨明けが発表されても大雨リスクがなくなるわけではありません。台風や暖かく湿った空気の影響で、局地的なにわか雨や雷雨が多くなる可能性があります。

2026年7月の天気予報

8月に入っても高温傾向は続く見込みです。ただし、台風や湿った空気の影響で天気が変わりやすく、蒸し暑いと感じる日が多くなりそうです。企業では、暑さ対策に加えて、急な雷雨、台風接近、物流・施設への影響にも注意が必要です。

実際の業務判断では、長期予報に加えて、週間予報や14日先気象予報、台風情報、警報・注意報など、短期予報もあわせて確認するようにしてください。

*2026年の夏の見通しは、2026年夏予報|7月中旬以降は真夏の暑さへ 酷暑日・雷雨・台風リスクに注意をご覧ください。

梅雨明け前後に企業が確認すべき判断ポイント

梅雨明け前後は、気象リスクが大雨から暑さへ移り変わる時期です。
梅雨明け後は晴れて暑い日が増えるため、企業では、販促・在庫・出荷・作業計画・安全管理を確認する必要があります。

梅雨明け前後に発生する気象現象 想定されるビジネス影響 企業が確認すべきこと
梅雨明け直後の急な高温 熱中症、作業効率低下 暑さ指数(WBGT)、作業時間、人員配置
気温上昇・連続した晴れの日 夏商材需要の増加 出荷計画、在庫調整、販促計画
蒸し暑さの継続 空調負荷、電力需要の増加 空調・電力需要の変動、現場環境の管理
台風・湿った空気・短時間強雨の影響 物流遅延、施設浸水、停電・エネルギー需給リスク 台風情報、降水量、風向・風速、警報・注意報、輸送計画、BCP

梅雨明け後は夏商材の売場展開、飲料・冷菓などの生産・出荷、屋外作業の時間調整、熱中症対策用品の準備などを行う必要があります。既に最高気温35℃以上の猛暑日となっている地域もあるため、早めの対応・準備を行うと良いでしょう。

さらに、今年の夏は、湿った空気の影響により局地的な雨や一時的な気温低下にも注意が必要となっています。晴れの日と雨の日、気温や湿度によって体感が大きく変化する可能性があります。梅雨明け後の需要や来店客数の変動にも注意が必要でしょう。

2026年7月に売れる商品は?気温1℃の変化による売上への影響と梅雨明け後の消費動向を解説

梅雨明け後の高温・大雨リスクが企業活動に与える影響

梅雨明け後に確認すべき気象情報や判断ポイントを、業界ごとに見ていきます。

業界別に見た梅雨明け後の主な影響

分野 影響を受ける業界例 判断例
需要変動 小売、食品・飲料、レジャー 夏商材、販促、在庫、来場者対策
食品調達・野菜相場 食品スーパー、食品メーカー、外食・中食(飲食店・惣菜)、青果卸・仲卸、食品宅配・EC 野菜の仕入れ価格、入荷量、代替食材、メニュー構成、販促価格、在庫・生産計画の調整
現場安全 建設、物流、屋外作業 暑さ指数(WBGT)、作業時間、人員配置
供給・輸送 製造、物流 生産、出荷、保冷、配送計画
エネルギー 電力、再エネ 冷房需要、電力ピーク、日射量

小売、食品・飲料業界

小売や食品・飲料では、梅雨明け後の気温上昇により、飲料、冷菓、麺類、氷菓、日焼け止め、制汗剤、冷感商品などの需要が高まりやすくなります。
2026年夏は平年より高温傾向が見込まれる一方、7〜8月は台風や湿った空気の影響を受けやすく、雨や急な雷雨も予想されています。夏商材の需要増だけでなく、来店数の変動や販促タイミングの調整にも注意が必要です。

*関連記事:
【2026年夏の天気予報(企業向け)】猛暑予想は売上・在庫・生産にどう影響?小売・製造業の判断分岐点を解説

食品小売、外食・中食、食品製造、卸業界

食品スーパー、外食・中食、食品メーカー、青果卸・仲卸などでは、梅雨明け後の高温に加え、降水量や日照時間の変化が、野菜の生育、出荷量、仕入れ価格に影響する場合があります。
2026年夏は平年より高温傾向が見込まれる一方、8月は全国的に降水量が多い傾向も予想されるため、野菜相場の変動に注意が必要です。
天候の見通しと野菜相場予測を組み合わせて確認することで、仕入れ、メニュー構成、販促価格、在庫・生産計画を早めに調整しやすくなります。

*関連記事:
7月の「東京の野菜相場」の見通しは?|価格変動に備える販促・調達・商品設計

建設、物流、屋外作業業界

建設、物流、屋外作業では、梅雨明け直後の急な高温で、熱中症リスクが高まります。
特に体が暑さに慣れていない時期は、暑さ指数(WBGT)や気温、湿度を確認し、作業時間や休憩、配置人数を見直すことが大切です。
8月以降は、台風や湿った空気の影響により、大雨や短時間強雨が発生する可能性があります。物流では、配送遅延や道路規制、港湾・空港の運用影響に備え、拠点別の降水量、風向・風速、警報・注意報、台風進路などを確認することも必要になるでしょう。

*関連記事:
2025年6月1日から職場での熱中症対策が義務化 必要な対策と暑さ指数(WBGT)の活用
職場の熱中症対策は暑さ指数(WBGT)でどう判断する?現場確認・アラート・データ連携の使い分け

エネルギー業界

エネルギー分野では、梅雨明け後の高温により冷房需要が増加し、電力需要が高まる可能性があります。一方で、7〜8月は湿った空気や台風の影響を受ける時期もあるため、日射量の変動が太陽光発電量にも影響するでしょう。
需要と供給の両面で、気温、降水量、日射量、雷、台風情報などを確認することが重要になります。

*関連記事:
2026年夏の天気予報とエネルギー事業への影響|猛暑・再エネ発電・台風リスクを解説

確認すべき気象データと活用場面

業務判断では、梅雨明け時期だけでなく、拠点別・日別・時間別の気象データを確認することも必要になるでしょう。

気象データ 活用場面例
最高気温・最低気温 商品需要予測、来店客数予測、熱中症対策、空調・電力需要
暑さ指数(WBGT)・湿度 屋外作業、工場、建設、物流現場の安全管理
降水量・短時間強雨 物流、施設管理、イベント開催判断
日射量 太陽光発電出力、来店行動、農作物の生育
風向・風速 荒天リスク、屋外イベント、海上・港湾関連
台風・大雨リスク 夏後半以降のBCP、物流、施設管理

梅雨明け前後の業務判断に役立つ日本気象協会の気象データ・サービス

日本気象協会では、企業の業務判断に活用できる気象データやサービスを提供しています。
梅雨明け前後は、大雨、急な高温、夏需要、野菜相場、台風期への移行など、複数の気象リスクが考えられます。それぞれのニーズに合わせて、必要な気象情報や関連サービスをご確認ください。

企業ニーズ 必要な気象情報 関連サービス
夏商材の需要増に備えたい 天気、気温、湿度、降水量、日射量
野菜の仕入れ価格や入荷量の変動に備えたい 気温、降水量、日射量
屋外作業や拠点ごとの暑さリスクを把握したい 暑さ指数(WBGT)、気温、湿度、降水量
大雨・台風による物流影響を把握したい 降水量、風向・風速、台風進路、警報・注意報
夏季のエネルギー需給対策、雷リスク対策を検討したい 天気、気温、降水量、日射量、雷
中長期の夏需要や季節計画に活用したい 長期気温、降水傾向、梅雨入り・梅雨明け傾向、台風予想

ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」では、業務判断に必要な天気予報を確認できるほか、野菜の相場予測も確認できます。

Weather Data API / 気象データ配信では、気温、降水量、風向・風速、湿度、暑さ指数(WBGT)などの気象データを自社システムや分析に連携できます。
拠点別・時間別のデータを活用することで、販促、需要予測、物流、施設管理、電力需要などの判断に役立てることができます。

その他、各サービスの詳しい内容は、サービスページをご覧ください。
サービスの詳細やご不明な点は、お気軽にご相談ください。

まとめ|梅雨明けは夏の事業判断を切り替えるタイミング

2026年の梅雨明けは、速報値で沖縄が6月29日ごろ、奄美が7月1日ごろ、九州南部が7月13日ごろ、九州北部・中国・近畿が7月8日ごろ、四国が7月12日ごろ、東海・関東甲信が7月20日ごろ、北陸・東北南部・東北北部が8月4日ごろとなっています。

梅雨明け後は全国的に高温となる見通しで、夏商材の需要増加、熱中症対策、電力需要、野菜の仕入れ価格や入荷量の変動など、企業活動への影響に注意が必要です。

また、梅雨明け後も大雨リスクがなくなるわけではありません。今年は梅雨明けしてからも台風の接近や、湿った空気による雷雨などに注意が必要です。
企業では、梅雨末期の大雨対策から梅雨明け後の暑熱対策、夏需要、台風期への備えへと、段階的に判断を切り替えることが重要です。

関連記事

FAQ|よくある質問

Q.2026年の梅雨明けはいつですか?

A.2026年の梅雨明けは、発表対象の全地域で速報値が発表されました。沖縄は6月29日ごろ、奄美は7月1日ごろ、九州南部は7月13日ごろ、九州北部・中国・近畿は7月8日ごろ、四国は7月12日ごろ、東海・関東甲信は7月20日ごろ、北陸・東北南部・東北北部は8月4日ごろです。なお、梅雨明けの速報値は、後日、実際の天候経過をもとに見直される場合があります。

*関連記事:「梅雨入り」「梅雨明け」とは何か

Q.2026年の梅雨明けは平年より早いですか、遅いですか?

A.地域によって差があります。気象庁が発表した速報値では、中国・近畿は平年よりかなり早く、九州北部・四国は平年より早い梅雨明けとなりました。一方、沖縄・奄美・北陸・東北南部・東北北部は平年より遅く、九州南部・東海・関東甲信は平年並みでした。

Q.梅雨明け後に注意すべき天気は何ですか?

A.梅雨明け後は、急な高温、強い日射、蒸し暑さにより、熱中症リスクが高まりやすくなります。また、8月以降は台風や湿った空気による大雨にも注意が必要です。

Q.企業は梅雨明け前後にどの気象データを確認すべきですか?

A.企業では、最高気温、最低気温、暑さ指数(WBGT)、湿度、降水量、短時間強雨、日射量、風向・風速、台風・大雨リスクなどのうち、自社の事業に関係する情報を確認することが大切です。特に複数拠点で事業を行う企業では、地域別・拠点別の気象データを確認することで、よりピンポイントな対策につなげることができます。

Q.梅雨明け後の天候は野菜価格に影響しますか?

A.梅雨明け後の高温、少雨、大雨、日照の変化などは、野菜の生育や出荷量に影響し、入荷量や仕入れ価格の変動につながる場合があります。食品スーパー、外食・中食、食品メーカー、青果卸・仲卸などでは、気象情報と野菜相場予測を確認し、仕入れや販促、メニュー構成、在庫計画を調整することが重要です。

*関連記事:8月の「東京の野菜相場」の見通しは?|価格変動に応じた仕入れ・メニュー検討の最適化

Q.企業は野菜の仕入れ価格や入荷量の変動にどう備えるべきですか?

A.気温、降水量、日射量などの気象情報と、野菜の相場予測を組み合わせて確認することが有効です。仕入れ価格や入荷量の変動が見込まれる場合は、代替食材の検討、メニュー構成の見直し、販促価格の調整、在庫・生産計画の変更などを早めに検討することも必要になるでしょう。

*関連記事:野菜の相場を“気象データで先読み”日本気象協会「野菜の相場予測」提供開始