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年末年始の天気予報とビジネスへの影響 寒気弱く冬型続かず太平洋側の地域でも雨や雪の可能性も(2023年12月13日更新)

2023.12.07

日本気象協会は、2023年から2024年にかけての年末年始の天気予報を発表しました。
(2023年12月13日更新)

*最新の予報は日本気象協会の天気予報専門メディア「tenki.jp」をご覧ください。

2023年から2024年年末年始の天気予報
(2023年12月13日更新)

日本気象協会独自の予想では、2023年から2024年の年末年始は、上空に流れ込む寒気の影響が弱く、冬型の気圧配置が持続しにくい見込みです。

このため、日本付近を低気圧が通過し、傘マークのついていない太平洋側の地域でも一時的に天気が崩れ、広い範囲で雨や雪が降る可能性があるでしょう。

日本海側の地域では天気がぐずつきやすく、標高の高い山間部を中心に雪が降りますが、例年より気温が高い影響で、平地では雪になっても一時的で雨になる日も多い見込みです。

車で峠越えをする予定のある方は、路面状況を確認し、雪道を運転する際は必ず冬用タイヤを装着して下さい。

例年より気温が高いため、普段雪の降りやすい地域では水分を多く含んだ湿った雪や雨が降る見込みです。帰省の際は傘の準備があると安心です。

積雪の多い地域では、屋根からの落雪や、雪下ろし中の事故には十分に注意して下さい。

時間帯によって路面状況も変化しやすく、帰省時の運転は日中は泥はね運転、夜間や早朝は凍結路面に注意が必要です。

また、なだれが発生する可能性があるため、スキー場でのレジャーは決められたコースで楽しむようにして下さい。

年末年始は晴れる傾向にある太平洋側の地域でも、天気の崩れる日がある見込みです。最新の天気予報を確認するようにして下さい。

2023年から2024年 年末年始の天気予報(2023年12月13日発表)

*雪下ろしの注意点、ノーマルタイヤの危険性などについて解説した【tenki.jp】年末年始の天気予報(2023年12月13日)も併せてご覧ください。

年末年始の天気がビジネスに与える影響

年末年始を含む12月~1月は物流量が多くなるため、天候が荒れることで物流が乱れる可能性があります。

雪や雨、風などのリスク対策には、Weather Data API気象災害リスク予測をご活用ください。
降雪や大雨、強風・暴風の確率予測をAPI形式で提供しています。

*Weather Data APIについてのお問い合わせはこちら

また、日本気象協会では物流向けに道路ごとの天気予報を提供する「GoStopマネジメントシステム」を提供しています。

GoStopマネジメントシステムは気象状況が輸送手段に与える輸送影響リスク情報を提供し、物流業務において命と荷物を守る判断をサポートするWEBサービスです。
悪天候の最大6日前から、地図や表により輸送影響リスクを提供します。

「GoStopマネジメントシステム」予測表(2023年1月23日10時に発表した九州道の予測)
「GoStopマネジメントシステム」予測表(2023年1月23日10時に発表した九州道の予測)

*詳しくは【日本気象協会】物流向け 道路ごとの天気予報GoStopマネジメントシステムをご覧ください。

*天気予報専門メディアtenki.jpでは「道路気象」として、高速道路の気象影響リスクのある道路区間を3日先まで掲載しています。
年末年始の帰省やお出かけに高速道路を使用される際には【tenki.jp】道路気象もご確認ください。

もっと先の天気予報について

日本気象協会では、日本や世界の気象機関の予測値を取得、より高度化させることで、中・長期の気象予測の精度を高めています。

来年以降の予報が気になる、来年の夏はどうなるのか、気象データを自社ビジネスに活用するにはどうしたらよいかなどございましたら、お気軽にお問い合わせください。

  • 気象予測配信サービス(→お問い合わせ
    過去の実況値から、直近の天気予報、3か月以上先の天気や気温の傾向まで、ニーズに合わせて情報を提供します。配信方式はCSV、PDF、FTPなどご相談ください。

*今冬の予報については2023~24年冬の天気と暖冬で需要が高まる商品もご覧ください。

*年明け以降の花粉の予測については2024年スギ花粉の飛散開始は例年並みの2月上旬、花粉シーズンに売れるアイテムは?をご覧ください。