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11月4日頃からこの秋一番の寒気 ビジネスでは冬商材の準備を

2024.10.31

10月も引き続き平年よりも気温が高い状態が続き、今年は10月として記録的な高温となりそうです。

平年より気温が高い状態から、寒気によって気温が下がると、体感としては一気に寒さを感じ、冬商材の需要が急増します。

この先の一時的な寒気の訪れと、気温変化を捉える方法について紹介します。

*今冬に予報は2024年冬はラニーニャ現象発生で昨年より厳しい寒さと早い春の到来 冬物商品の需要の増減に注意をご覧ください。

11月4日頃からこの秋一番の寒気

3連休後半の11月4日(月)頃からは冬型の気圧配置が強まり、晩秋らしい寒気が流れ込むでしょう。
これまでの暖かさから一転して、朝晩の冷え込みが強まり、冬商材の需要が大きく伸びる可能性があります。

*最新の予報は天気予報専門メディア「tenki.jp」をご覧ください。

北海道では最低気温が5℃を下回ってダウンコートが欲しい冷え込みとなり、東北地方や東日本や西日本でも10℃を下回って、冬のコートが欲しい冷え込みの日がありそうです。

気温と服装の目安

また、最低気温が12℃を下回ると鍋食材の需要が大きく伸び、カイロや入浴剤などの冬商材の需要が増加します。

前年11月上旬は顕著な高温だったため、前年の気温との違いによる需要の違いにもご注意ください。

冬食材の売り上げと気温の関係

*詳しくは涼しさを感じ始めると売れる秋冬の食材と気温の関係をご覧ください。

東京では11月6日に体感が「寒い」に

ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」では、日本気象協会独自の人の気温の感じ方の違いを含む「体感指数」の変化を掲載しています。

グラフ上では前年の値と今年の予報を並べて表示し、見比べながら今後の仕入れ、生産・製造、販売等の計画を立てることができます。

また、30日先までの体感、天気、気温、降水確率なども確認できます。今後1か月の計画に、気象データを是非お役立てください。

【biz tenki】東京の体感指数の変化
【biz tenki】東京の30日先までの体感指数

東京(千代田区)では、11月6日に体感が「寒い」となり、その後11月中旬以降には寒さが緩み、「肌寒い」体感となる予報です。

昨年の11月上旬は「走ると汗ばむ」「快適」の体感だった時期のため、同時期のビジネスの動きと異なる可能性があります。事前の準備が大切です。

「biz tenki」にはその他にも、急な気温変化が予想される際のプッシュ通知や製造・小売などのビジネスに役立つ気象データ活用ヒントコメントなど、ビジネスで役立つ情報を掲載しています。

詳しくはビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」をご覧ください。

現在、法人のお客様に限り、期間限定で無償にてβ版の提供を行っています。
β版のご利用を希望される事業者の方はこちらから。

急な気温変化を捉えてビジネスに活かす

日本気象協会では、天気予報専門メディア「tenki.jp」で公開している天気予報だけでなく、ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」から、APIやCSVなどによる中長期の気象予測まで、情報提供やコンサルティングを行っています。

  • 気象予報配信サービス
    ビジネスと気象の関係を解き明かすための過去の実況値から、需要や来店客に影響する直近の天気予報、生産/売上/プロモーションなどの事業計画にも活かせる3か月以上先の天気や気温の傾向まで、課題やニーズに合わせて情報を提供します。
    配信方式はCSV、PDF、FTPなどご相談ください。お問い合わせはこちら
  • Weather Data API
    1kmメッシュで任意地点の高精度な気象データ(過去実況値、気象予測)を取得できる天気予報APIです。天気、気温、降水確率のほか、日本気象協会独自の人の気温の感じ方の違いを含む「体感指数API」も提供しています。
    Weather Data APIは日本域のJapan版、日本国内外のGlobal版どちらもWEBからの申込が可能です。(一部データを除く)
    お問い合わせ、お申込みはこちら
  • 2年先長期気象予測
    2024-2025年の冬は昨年に比べ寒さが予想されていますが、来年の夏、次の秋冬、そして再来年の夏はどんな気象で何が売れるか、皆さんはどのように予測しているでしょうか。
    日本気象協会では、製造・発注・マーケティングなどの長期的な計画への活用ニーズにお応えし、気象業界で初めてとなる最長2年先までの長期間の気象予測「2年先長期気象予測」の提供およびコンサルティングを開始しました。
    気象予測の提供から、特定の商材まで落とし込んだ2年先までの需要予測も提案します。
    来年度の年度策定や生産総数の決定などでお役立ていただける情報となっていますので、「2年先長期気象予測」サービスにご興味ある方は、こちらからお問い合わせください。

*この先の予報や2年先長期気象予測の詳細は2024年秋以降の天候は?「2年先長期気象予測」と気象データ活用をご覧ください。

お気軽にお問い合わせください。