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2025年9月の気温予想と秋物切り替わりタイミングは?【お天気マーケット予報】

2025.09.12

今年の9月も残暑は続く見込みで、季節の進みは遅いでしょう。
秋冬商材の立ち上がりは例年より半月以上遅く、9月中旬頃になりそうです。

9月の気温と降水量は?

9月も気温が平年よりかなり高い状態が続くでしょう。また、秋雨前線の影響で、全国的に雨の日が増える見込みです。

日本の上空を流れる偏西風が例年より北側を流れる予想のため、南から暖かい空気が流れ込みやすくなることや、北日本を中心に海面水温が高い状態も続くことも影響するでしょう。

9月も後半に入ると、広い範囲で気温が35℃を超えるようなことはありませんが、中旬までは、内陸で35℃くらいまで上がる所がある予想です。

降水については、秋雨前線の影響を受けやすくなり、全国的に雨の日が増えるでしょう。とくに低気圧や前線の影響を受けやすい北日本で、平年並みか多くなる可能性があります。台風シーズンも続くため、大雨に注意が必要です。

2025年9月に売上が伸びるのは?

残暑は続くものの、9月後半になると朝晩過ごしやすくなり、「アイスクリーム」や「スポーツドリンク」などの夏物商材から、「まぜご飯の素」や「液体だし」などの秋物商材への切り替わりがあるでしょう。

例年と比べると半月以上遅いものの、顕著な高温が続いた昨年と比べるとやや早く、体感としては「快適」な秋を感じることも増えてきそうです。
後半になると「シチュー」や「中華まん」などの温かい食品の需要も立ち上がり始めるタイミングとなるでしょう。同時に「アイスクリーム」や「スポーツドリンク」の需要はピークアウトを迎えそうです。

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*今後の残暑の予報と商品売上の変化については2025年も残暑は長く、秋の到来遅れる 東京で体感「快適」は9月下旬頃からをご覧ください。

*今後の台風の傾向予想は2025年8月以降の台風傾向 接近数は9月から10月に平年並みか多く、大雨シーズンが長引くおそれをご覧ください。