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8月の市場売上予測(お天気マーケット予報)のお知らせ

2024.08.02

7月の日本の月平均気温は、統計を開始した1898年以降の7月として最も高くなりました。

北半球では秋にかけて高温傾向が続く予想で、向こう1か月も引き続き全国的に厳しい暑さになる見込みです。

今月のお天気マーケット予報

今年は残暑が厳しい予想となっています。
8月7日には立秋を迎えますが、秋を本格的に感じられるのはもう少し先になりそうです。

8月の市場の動きを見ていきます。

気温が高いとドリンク類の売上が上がりますが、特に8月に気温が上がると売れやすいドリンクはコーラやサイダー、ウィスキー&ソーダとなどの炭酸系や甘酒、濃縮麦茶です。

またトイレットペーパー、ペーパータオルもこの時期気温が上がると売上も伸びる傾向があります。

食品を見ると乾麺や酢豚の素がこの時期の気温に影響を受けやすいようです。
夏バテ防止にビタミンB1を含む豚肉が食べられる可能性もありそうです。

一方、小麦粉系のパン類やパスタソースなどは暑いと売れにくい傾向ですが、今年の8月は台風が立て続けに接近する見込みのため、備蓄用として一時的にニーズは高まるかもしれません。

お天気マーケット予報では、定量的にいくら売れるかを週単位や月単位で最大6ヶ月先までご覧いただくことができます。
詳しくは、お天気マーケット予報をご覧ください。お問い合わせはこちらから。

手軽な天気予報アプリ「biz tenki」から、2年先の長期気象予測まで

日本気象協会では、手軽に気象データ活用のヒントをコメントから確認して前年値との比較ができるビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」や、最長2年先までの気象傾向を知ることができる2年先長期気象予測も提供しています。

  • ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki」

    ビジネス向け天気予報アプリ「biz tenki(ビズテンキ)」では、30日先までの天気や気温、体感の変化や、2週間先までの大雨確率、暴風確率を確認することができます。
    アプリ内では予報とともに、ビジネスのリスクやチャンスをお知らせするヒントコメントも表示し、気象データのビジネス活用をお手伝いします。

    「biz tenki」β版アプリ画面イメージ

    現在、法人のお客様に限り、期間限定で無償にてβ版の提供を行っています。
    β版のご利用を希望される事業者の方はこちらから。

  • 気象業界初の「2年先長期気象予測」

    日本気象協会では、製造・発注・マーケティングなどの長期的な計画への活用ニーズにお応えし、気象業界で初めてとなる最長2年先までの長期間の気象予測「2年先長期気象予測」の提供およびコンサルティングを開始しました。

    気象予測の提供から、特定の商材まで落とし込んだ2年先までの需要予測も提案いたします。
    来年度の年度策定や生産総数の決定などでお役立ていただける情報となっていますので、お気軽にお問い合わせください。

    詳しくは2024年秋以降の天候は?「2年先長期気象予測」と気象データ活用をご覧ください。

*今年の台風の発生数や接近数については2024年8月以降は平年よりも台風の接近数が多い傾向、気象災害リスク情報や「biz tenki」で対策ををご覧ください。